声優オーディション対策
声優オーディションに向けた対策、練習の概要などをご紹介いたします!
声優オーディションに挑戦も夢じゃない
声優養成所で身につけたことは仕事だけでなく、趣味や個人のスキルアップのためにも利用されています。声に自信がついたら声優オーディションにチャレンジしてみるのもいいですね。
声は、日常生活や仕事においてとても重要な役割を担っています。例えば、はきはきとしてよく通る声だと人前で話す時に好都合です。逆に、小さくて籠っている声だと、営業や接客業では不都合なことが多いです。
このように、声を仕事で使う人にとっては、声の良し悪しが仕事の業績や出来に大きく影響を及ぼします。声を使う仕事と言えば、アナウンサーや声優などが挙げられます。このような仕事をしている人は、声が命とも言えるため、より良い発声をしたいと考え、声優の養成所などに通っている人がたくさんいます。
この声優養成所とは、発声やお芝居の練習をするところだと思っている人が多いですが、実はそれだけではありません。声を使った様々なトレーニングも行われているのです。そのため、上述したような職業の人以外で、声が重要視されないような仕事の人でも、声優養成所を受講する人が増えているのです。
では声優養成所では具体的にどのようなトレーニングが行われているのかについて、主要なものについて説明します。
まず1つ目は、滑舌を良くするためのトレーニングです。これは、例えば営業や先生、接客業など、人に何かを説明する必要がある人や、単に滑舌が悪いことがコンプレックスになっている人が受講しています。
次に2つ目は、歌を上手く歌えるようにするトレーニングです。こちらは、例えば音痴を直したい人や、カラオケをもっと上手く歌えるようになりたいという人に人気があります。また、本気で歌手を目指している人も多くいます。そのためプロを目指す人の声優学校などもあり、需要が高いことが分かります。
そして最後は、ダイエットのためのトレーニングです。ボイストレーニングは、特にお腹から声を出すため、腹筋が鍛えられます。また、お腹から声を出すことは思った以上に体力を使うため、脂肪を燃焼させることもできます。ゆえに、ウエストを引き締められて、その上声まで良くすることができるとあって、女性を中心に人気を集めています。
このような背景から、声優レッスンで身につけたことは仕事だけでなく、趣味や個人のスキルアップのためにも利用されているのです。また、月数万円程度から受講できる声優学校などもあるので、誰でも気軽に始めることができます。年齢や性別を問わないトレーニングになるので、今後ますます需要が高まり、代表的な習い事の一つとして受講する人が増える可能性があります。また声優養成所などで声に自信がついたら声優オーディションにチャレンジしてみるのもいいですね。
声優オーディションに向けたボイストレーニング方法
声優オーディションは、声優系・歌手系の大きく2つに分かれます。声優のオーディションは、大まかに言うと歌をメインとしたものと、滑舌などを中心とした台詞をメインにしたものの2つに分かれます。
歌手などを目指していたり、歌が上手くなりたいと思っている場合は、歌をメインとしたスクールなどに通い、声優や役者を目指している場合は滑舌や台詞中心の声優のスクールに通うことになります。
また歌手や役者や声優までは目指していなくても、声がよくなりたいと思っていたり、歌が上手くなりたいと思っている方も通っています。また社会人で、プレゼンなどのためにボイストレーニングスクールに通っている方もいます。
大きな違いは、歌手になりたいと思っている方や歌が上手くなりたいと思っている場合は、活舌や台詞中心のスクールに行くのではなく、歌専門のボイストレーニングをしたり、スクールに通うことです。
逆に声優や、役者になりたいと思っている方や、社会人でいい声を出したい、プレゼンなどで人を引き付ける声になりたいと思っている場合は、歌専門ではなく声優養成所などで、滑舌や台詞中心の勉強をするべきです。
その2つは重なっているところもあるのですが、やはりどちらかに特化しているものなので、最初から自分の目的を見極めて、選ぶ必要があります。
そのため、上達の早道はやはり声優のスクールに通いマンツーマンで勉強することだと思います。自分1人で訓練することも不可能ではないのですが、自分の声を自分で判断しなければならないので、相当耳がよくないと難しいものがあります。自分で練習する場合は録音して自分の声を毎回確認しながらやるといいでしょう。
声優養成所に通っている場合は出来るだけマンツーマンがお薦めです。その方が上達が早いのです。
マンツーマンの声優養成所だったら、先生が毎回声を聞いて指導してくれるので、自分で練習して間違えるということもないでしょう。もし可能ならば、授業を録音するといいでしょう。そして、家で録音したものを聞いて復習すると上達も早いと思います。ただ、声優養成所によっては著作権などの問題で録音が不可のところもありますので、もし録音する場合は声優の養成所に確認してからしたほうがいいでしょう。
マンツーマンの声優養成だと週に1回、月に4回というところが多いと思います。ですので上達の早道は次回のスクールの間までに家でどれだけ練習してきたかだと思います。やはり復習は毎回必須です。恐らく毎回先生から次回の課題や、宿題が出ると思いますので、きちんと練習していきましょう。それが上達の早道です。
自己レッスンで声優オーディションへ
声優オーディションというと、どこかの声優のスクールに通い、ちゃんとしたプロに教わって練習をする…というイメージが強くありませんか。実は、個人でのボイストレーニングなどでも上手くなることは可能です。
まず、プロと私達の違いとして、体の根本的な違いがあります。体をうまく使うことが出来ないのが素人ということです。発声や歌を歌う前は他のスポーツと同じように、準備体操をしましょう。
一般的なラジオ体操のようなものをやるだけでも、全然声の出方が違います。さらに、普段から運動をしていると全然違います。声を出すのは当然肺を使うので、ランニングなどをして肺活量を鍛えておくと、声を出す持続時間・安定性などが大きく変わります。筋力もある程度必要です。何もマッチョになれというわけではなく、適度に運動している人が身につけている程度の筋肉が必要ということです。人は年齢が上がるに連れて運動をしなくなると言われています。こうなると、当然声も長時間、大きな声を出すことは出来なくなってしまうので、注意が必要です。
またプロの歌手には太った人が多いと感じませんか。これは上記の筋力の有無だけでなく、細すぎると中々声を出せないということを表しています。
声を出すために、筋力・体が出来ているべき、ということはわかったと思います。次に、安定した声を出す方法を説明します。まず、歌う時は立って歌いましょう。
カラオケなどでは座ったまま歌う人が多いですが、これは良くないです。座ったまま大声を出すミュージシャンは居ません。声を出す時は立ち上がって、体の力を抜いて全身の筋肉を自由に使えるようにしましょう。これだけで出せる声の量と持続時間は段違いに変わるはずです。
次に、裏声を使ったレッスンを紹介します。裏声というのは、実際の歌で使うと恥ずかしいものですが、プロのミュージシャンでも裏声を堂々と使っていることがあります。これは裏声の練習をしているからです。裏声をバリエーションとして用意出来れば、歌える範囲はぐっと広がるでしょう。さらに、裏声には音痴を直す効果があるとも言われています。裏声を使う時に使用する筋肉に輪状甲状筋という部分があります。これは声帯を引き伸ばす働きをしており、音程の調整に深く関わっています。裏声の訓練をすることでこの筋肉が鍛えられ、音程の調節が出来やすくなるということです。
体の力を抜いて、身の回りにあるものの名前を読み上げてみたりしてください。これを何度もするだけでもかなり違います。是非試してみてください。
声優オーディションを受ける前に
アニソン歌手や声優のオーディションを受けるために、声優スクールに通い日々声優育成カリキュラムを受けている方が多くなりました。
声優の育成には、声の発声の上達メインでするトレーニングと、役者志望や、社会人が響きのある声を手に入れるために滑舌や発声メインでするトレーニングなどもあります。ただ、どちらもボイストレーニングにもかかせないものがあります。1番重要でどちらのトレーニングでも1番最初にやることです。それが腹式呼吸です。
人間の呼吸には、胸式呼吸と腹式呼吸があります。自然に腹式呼吸になっている人もなかにはいますが、普段から胸式で呼吸する癖がついている人は、訓練しないと腹式呼吸を習得することが出来ません。そして、まず何故、声優の育成において、腹式呼吸が重要なのかということを考えていきたいと思います。
胸式呼吸で息を吸うと胸が膨らみます。しかし、それほど大きくは膨らみません。それは胸の肋骨があるせいで、それ以上は膨らまなくなっているからです。それに対して腹式呼吸をするとお腹や背中が膨らみます。胸式呼吸をするよりもずっと多くの空気を取り入れることが出来るので、大きく膨らむことが出来ます。これは、腹式呼吸は横隔膜を上げ下げしてする呼吸なので、肋骨などの骨に比べて可動範囲が大きいからです。ですので、まず腹式呼吸の習得をします。
声優の育成で具体的な練習方法としては、まず鼻からゆっくり息を吸って、同時にお腹に息を入れるような感覚でお腹を膨らませます。息を吸っているときは横隔膜は上がっています。そして今度は吸った息を細く長く、口から吐き出します。「スー」というような音でやるのがいいでしょう。
息を吐いている状態のときは横隔膜は下がっています。横隔膜がポンプのような役割を果たすので、細く長く息を吐くことも出来ますし、一気に息を吐くととても強い息になります。この腹式呼吸を習得することで、息のコントロールも無理なく可能となるのです。
そうは言っても最初はなかなか上手く腹式で呼吸が出来ないと思います。そういったときは、床に寝て練習するといいでしょう。人間は通常寝ているときは腹式呼吸になっていることが多いです。ですので、寝ている姿勢で練習すると腹式に入りやすくなります。また、壁に背中をぴったりつけて、膝を曲げる姿勢、いわゆる空気椅子のような姿勢で練習するのもいいでしょう。
腹式呼吸を練習するときは、お腹に手をあててやるとわかりやすいです。手のかわりにボールをお腹に当てて練習してもいいでしょう。肩が上下しないように、胸式にいかないように、肋骨付近を手で押さえて練習する方法もあります。
呼吸法ひとつ習得するだけで自信がもてるようになり、声優オーディションを受けることも怖くない自分と出会えるかもしれません。
【堀川りょう・主な出演作】
「ドラゴンボール」ベジータ
「名探偵コナン」服部平次
「聖闘士星矢」アンドロメダ瞬
「銀河英雄伝説」ラインハルト
「機動戦士ガンダム 0083」コウ・ウラキ
他多数!
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