声優業界で生き残るために必要なこと、養成所で学べます！【その2】

【養成所で学べること】

●声の基礎知識
養成所では、声の基礎知識を学ぶことができます。音域や発声、呼吸法から滑舌・アクセントなどの基礎知識が身に付きます。これらの基礎知識は演技の土台となる部分ですので、演技力向上にも大きく影響します。

●役作り
役作りは、声優にとって非常に重要なスキルです。養成所では、役作りの方法や技術を学ぶことができます。役作りは、演じるキャラクターの性格や立ち位置、その作品の世界観などを理解しすることが重要です。そして、自分が演じるキャラクターは唯一無二であり、キャラクターと自身との魅力が相乗効果となるように役作りをすることが大切です。そのため、自身の魅力も分析し、研究する必要もあります。

●台本の読み解き
台本には小説のように情景のすべてが記載されているわけではありません。特にボイスドラマや舞台の台本は、簡潔な情報しかない場合が多いです。そのため、このシーンではどんな動きをしているのか、何を見て何を感じ、どういった表情をしているのかなどを想像し、情景を作り出す必要があります。そのためには様々な作品（映画・ドラマなどの実写から、アニメやゲームなどの2次元のものまで）に幅広く触れ、引き出しとして覚えておきましょう。そしてその引き出しを活用するすべを養成所で学ぶことが出来ます。

さらに、養成所では、アフレコの実践や模擬オーディションなどを通じて、実践的な経験を積むこともできます。これらの実践経験は、現場での演技にも直結し、活躍するために必要なスキルを磨くことができます。

養成所で学ぶことは、声優業界で生き残るために必要なスキルや知識を習得するために非常に重要です。ただし、養成所での学びだけではなく、様々な作品の研究や情報収集、自己研鑽も必要不可欠です。声優業界で成功するためには、常に学びを続け、向上心を持ち続けることが重要です。

更新日：2023/08/21