アニメソングのレコーディングについて
最近、BPOによって審議入りされたことで話題になった「アニメ」ですが、多くのアニメには、アニメソングというCDが発売されています。これは、おもに、主題歌とエンディングテーマなのですが、作品によっては、キャラクターソングというものも発売されています。キャラクターソングが発売される作品は、「2期制作」や「人気が出そうである」や「有名な声優を使用している」という何かしらの特徴というものがあります。そして、それらのレコーディングについては、かなり精密に行われています。なぜなら、キャラクターソングとうたっているのですから、「キャラクターの声を真似して歌う必要がある」からです。普通の声で歌っていると、ただその人のCDを発売していることになってしまい、キャラクターソングではありません。
なので、納得がいくまで何回もレコーディングし直して、よりファンの方に認められるような作品を作っているのです。
また、多くの作品は有名な会社から出されています。現在では、大手2社が制作を手掛けており、大手ということもあり、知名度が抜群によく、CD購入時のおまけも豪華ということもあり、多くの作品がその2社から出されています。
基本、アニメソングというのは主題歌はプロの方にお願いしますし、エンディングは登場する声優が歌います。しかし、最近は傾向が変わり始め、主題歌とエンディングを声優が歌うことも珍しくありません。
これは、表向きは「登場する声優を使い、もっと作品に魅力を感じてほしい」ということなのですが、実は「お金をかけたくない」というのも裏事情としてはあるようです。プロに依頼する分、レコーディング費用から何からすべてを出さなければなりません。さらに多額の報酬も必要になります。2期制作アニメならば、予算もそれなりに出ているので余裕があるのですが、残念ながらそこまで有名な作品ではない場合、予算があまりおりません。その結果、プロの人を使うことができず、声優にお願いしてしまうということもあるのです。
最近では、「新人賞」をとったライトノベルがアニメ化される傾向にあるため、そういった現象が起きているのだと推測されます。このように、アニメソングを何回もレコーディングし直すのかには多くの理由があるのです。そして、それには業界ならではの事情があります。
なので、キャラクターの声が少し違っても許してあげてください。
記事監修
事務所直下の声優養成所スタッフとして、学生の相談事や質問及びレッスンのサポート・時には所属声優のサポートや現場への送り込みをお手伝いするなど運営全般における裏方として、学生・所属声優がフルに活躍できる環境作りのために全力を尽くすIAM事務局がお届けしています!
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