声優になるのに声の良し悪しって重要? 【その2】
また、体力づくりも平行して行っておきましょう。長時間の収録でもキャラや滑舌、集中力がぶれずにこなせる必要があります。また、作品によってはアイドルのように歌って踊るライブイベントの仕事もあります。さらに体力がつくと免疫力が上がったり、気持ちが向上したりなどプラスの要素もあります。
その上で、声優として仕事をする上でかかせないものは、役に対する理解と表現力(台本の読解力)です。役を理解し、そのキャラクターの世界観や感情を表現することが求められます。重要なのは、どれだけそのキャラクターを魅力的に表現できるかです。そのためにはあらゆる角度からキャラクターを分析し、動きや表情をどれほど豊かにイメージできるかが大切になってきます。キャラクターの魅力は、声の良さだけで決まるものではありません。役作りや演技力に磨きをかけ、自分自身の個性を生かした演技をすることができれば、声優として成功することができます。
総合的に考えると、声の質は声優としての要素の一つではあるものの、それだけでなく、演技力や表現力、コミュニケーション能力など、様々なスキルが必要不可欠です。自分の声に自信がなくても諦める必要はありません。自分にできることからコツコツと頑張っていくと、強みや自分だけの武器が見えるようになっていき、それらをさらに伸ばしていく事で声優として成功することができるでしょう。
更新日:2023/07/26
学院のLINEからもお申込み、お問合せが可能です。LINEよりお申込みの場合は、ご希望の会場、日程などを。お問合せの場合は、その内容をお送りください。