歌声を上達させる声優養成所トレーニング

友人達との集まりや合コン、会社の飲み会、年末年始の忘新年会など、様々なコミュニケーションシーンでカラオケが登場する機会は多いと思います。歌が上手かったり、歌うことが好きな人には問題はないのかもしれませんが、歌うことが得意ではない人や人前に出ると緊張して、あがってしまう人にとっては、なかなか精神的に厳しく、出来ることなら避けたいものであったりするのも事実です。歌だけに関わらず、会話時の声が小さかったり、自分の声質に自信がなかったりすると、発言力や説得力などに関わってくる場合もあります。そこで声優養成所などに通い声質に自信が出てくれば、例えば会議やプレゼンなどで大きな武器のひとつにもなるでしょう。つまり声ひとつ変わるだけで、人生をやや有利に進めることができるようになると言っても過言ではありません。これまでの自分の声質を変えてしまおうという考え方、そこで活躍するのが声優養成所などで身につけるボイストレーニングです。ボイストレーニングという言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、それ自体にあまり関心なく生活を送ってきた方々にとっては、具体的に何をすればいいのかよく分からない人も少なくないでしょう。ここでは、これまでに私が学んできた様々な基本となる、腹式呼吸について書いていきたいと思います。


声優養成のボイストレーニングと言えば私は一番にこれが浮かんできます。多くの声優養成所トレーニング講師の方達も腹式呼吸を重要視しています。腹式呼吸が上手くできている声は、その声に一本の芯や柱があるかの様に力強さを感じることができたり、存在感や心地良い響き、安心感などを感じさせることができます。腹式呼吸とは逆に、肋骨を広げたり閉じたりする呼吸法を胸式呼吸と言います。腹式呼吸を行うには、上記の胸式呼吸の様に肋骨をあまり動かさない様に息を吸い込むことが重要になってきます。背筋を伸ばして、みぞおちの辺りに軽く手を当てて呼吸をしてみると分かりやすいと思います。その時に、息を吸い込むことでお腹や下腹の辺りが膨らみ、横隔膜に力が加わる呼吸法が腹式呼吸です。まずはこの腹式呼吸を、最初はみぞおちの辺りに手を当て確認しながら行い、クセづけることです。1日に10分ほどこれを繰り返し、次は手を離して10分行います。ただ声優の育成カリキュラムなどで普段から腹式呼吸に慣れていない人がこれを行うと、最初の内は横隔膜の辺りに相当の筋肉痛が発生するかもしれません。筋肉痛の発生は声のために必要な筋肉が鍛えられているということなので、悪いことではありませんが、無理をしては上達の妨げにもなり得ますので、最初の内はトレーニングの時間や回数は少なめに行うといいでしょう。この腹式呼吸を声優養成所などで正しく身についてくると、声も段々と腹式呼吸に乗った味のある声になってくるはずです。そんな味のある声を活かし、アニソンの声優オーディションにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。正しい呼吸法を身につけた声は通用するのか見てみるのもいい機会かもしれません。


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